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乾燥装置内の放射温度測定

TEST

更新日:1月16日



通信機能付耐熱放射温度計


食品業界、半導体装置、乾燥装置等のライン組込用温度測定は複数の測定ポイントが必要となり複数のセンサー設置が求められます。


従来のセンサーとアンプが1対づつの搭載では、コスト的に割高となりこのような複数(マルチ)のセンサー導入へは大きな課題となっていました。合わせて多くの配線作業や、個別の設定作業も大きな工数UPとなっていました。


CALEXでは兼ねてより他の計器、センサー等と同様のModbus通信対応の工業用放射温度計の開発を業界初で実現、PLC等に複数の放射温度計が直接接続出来る様になりました。センサー別の各種設定や温度モニター等の一括管理が出来、また省配線による配線工事も大きく削減できる事となりました。


またコストパフォーマンスの方も従来のセンサー、アンプの1対方式よりより優れている事から、使用数の多い各装置には他の計器と合わせたRS485(Modbus)通信システムが構築出来、原価削減や工事費削減と共に装置全体の一括管理が実現できるようになっています。

主な仕様

・ 測定温度範囲  -20~1000℃

・ RS485 Modbus RTU  通信機能付センサー

・ 使用周囲温度  0~120℃(耐熱仕様:センサー及びケーブル)

* 表示器(PLC)ソフト組み込み対応可 




用途例




Modbus配線仕様




PyroMiniBus センサの MODBUS レジスター

    このリストは PyroMiniBus センサの全てのアドレスです。

    R = Read の意味; W=Write の意味




複数の放射温度計が接続可能な通信対応アンプ










耐熱仕様(max180℃)小型放射温度計


​各生産現場では乾燥装置内等の高温環境や尚且つ防爆雰囲気工程でもその炉内の温度測定用として使用環境に強い工業用計測製品としての非接触式温度センサ(放射温度計)の要求が多くなっています。


特に食品業界の乾燥ラインの高温環境での温度測定は大きなニーズの一つとなっています。乾燥ラインから出たあとの品質良否で対応となっており、その歩留まりの変動は今後の原価率低減としてどこも課題となっています。


そんな中、放射温度計メーカーのCALEXでは耐熱部品、耐熱ケーブル等をベースに180℃環境内でもそのまま使用きノイズにも強い工業用放射温度計が低コストで開発され、今まで出来なかった乾燥炉内の非接触温度測定が容易に実現出来るようになっています。


従来から耐熱仕様の放射温度計は有りましたが、原理的に内部回路の温度上昇保護付等で非常に高価な製品が多く、乾燥装置内での温度測定は投資対効果に見合わず実現出来ていなかったのが現状でした。


CALEXではサーモパイル素子回路の特性を生かし、熱保護技術をローコストで出来る様開発して、ようやく汎用標準品とした廉価版が実現しています。


既に某食品メーカー(工場)では乾燥ラインの高温環境下に当放射温度計を複数導入し実際の炉内の温度変位にそった乾燥制御をベストな状態にしていくシステムを実現しています。その結果、出来上がりの歩留まり率(生産原価率)の低減へも大きく成果を上げていると報告されています。



また、この放射温度計には業界初のデータロギング機能も有しており、測定温度のみならず警報温度も常時記録が出来、この放射温度計単体だけで後付けでのトレサビリティ管理(データロギング)が可能なります。

必要な場所必要な時間に設置し、必要な温度データロギングが簡単に実施出来ます。


今まで工程内の異常温度による不具合に関しての発生原因の究明とその対策が容易に出来るようになっています。

主な仕様

・ 測定温度範囲  -20~、2000℃

​・ アンプ(タッチスクリーン/データロギング機能)  

・ 使用周囲温度  0~180℃(耐熱仕様)




用途例






タッチスクリーンで簡単設定





データロギング機能(エクセル展開)








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