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低温光沢金属の放射温度測定

TEST

鏡面光沢金属の低温域放射温度測定 

             50℃以下の測定実現!

主な仕様


  • 測定温度範囲  25~300℃(25~45℃間は傾向値)

  • USB2.0経由Modbus 通信機能付

  • 使用周囲温度  0~70℃



光沢金属からの赤外線エネルギーの汎用波長(8~14μⅿ)は低温域には少し出ていますが、高温(約60℃以上)になると全く出ていません。


逆に短波長(2.2~2.6μⅿ)は50℃以上からはよく出ていますが、​低温域(50℃未満)は測定材の表面状態にもよりますが、物理的にほぼほぼ出にくい領域です。


よって、従来からの光沢金属用放射温度計は50℃以上を制限で実用化されています。





そういう中、近年では光沢金属の低温域(50℃未満)の測定ニーズも非常に多くなってきている事より、CALEXでは低温域(25℃)までを測定範囲とした光沢金属用放射温度計を開発しています。


金属表面から放射 される赤外線波長の中で2.2 µm領域が放射量が大きくなるという性質から、その波長に絞った測定によりチラツキが少ない安定した高い精度の測定が可能になるという事が分かった。


その短波長の受光素子の進化と更に低温域を安定させる為のアルゴリズムソフト対応で、45℃以下の25℃からの温度測定(傾向値)を実現しています。​ 





光沢金属は表面状態次第にもよりますが45℃以下は受光精度を上げても赤外線エネルギーが全く出ていない場合が多く、そういう場合の45℃以下の測定は傾向管理用で運用許容できる用途に対してご使用頂いております。


​尚、​運用許容範囲かどうかのご検討はデモ機による事前評価で確認頂いております。





 


低温光沢金属用放射温度計(NEW)と従来放射温度計による

光沢金属ロール面の放射温度測定性能検証












・・・・ オプション紹介・・・・・


光沢金属用放射温度計+水冷ハウジング

高温環境内の光沢金属の放射温度測定

         水冷ハウジング実現!(業界初)



主な仕様


・ 測定温度範囲  45~300℃

・ 使用周囲温度  0~200℃(*供給水冷条件による)

* 冷却水の流量は毎分 0.5 ~1.5 ㍑を推奨します。

  



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